「みきちゃん、
虐待受けてたんだね」
「もう隠さなくてもいいよ」
「もう大丈夫」
「つらかったね」
と、言ってもらって
涙が出た私の
心の傷はまだ癒えては
いなかったんだろうと思う。
隠してたつもりもない、
ただ、もっと酷いことを
されてきた子も人もいる
と、言い聞かせてきたところはある。
でも、小さいころから
家庭で“安心”が心に
育ってきた人から見たら
私がされてきたこと
私の環境は
“虐待”を受けてきたのだろう。
そして、私は今、
その心の傷に
触れることが出来て
癒しの期間に入っている。
そしてこれは
20年前の私が
精神科に入ることでしか
そこを乗り越えられなかった心の傷
今の私は
そこと向き合うことが出来た。
そして、私がそこに
踏み出すことができたのは
去年、とある人との出逢いが
きっかけだったことは間違いない。
とはいえ、心の傷を
見て見ぬふりをすることも出来たと思う。
心の傷が深すぎた私にとっては
人生どん底が多かった私にとっては
そこまでえぐらなくても
充分もう人生幸せだったから。
毎日お家でご飯が食べられ
夜寝ることが出来る
ただこれだけでも
私にはとても幸せだから。
でもさ、もっともっと
自分が望む幸せに
歩いていきたいと決めたんだ。
それは、
“私は母に愛されなかった”
“一人の人間として
扱われなかった”
今までも向き合ってきたはずだった
その心の傷と向き合い
より深く自分を愛するということなんだ。
この先、私の人生は
どうなっていくんだろう
今はただ
やっと触れることが出来た
一番深い心の傷を癒している
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