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  • 執筆者の写真Miki Takamizawa

閉鎖病棟は生きる場所


10代の頃、

心療内科への入院は数知れず。



そこでも本当に

たくさんの人に出逢って

その時々、私を助けてくれた

その話はまたしよう…



その後、幾度もの自殺未遂を重ね、

大きな行為の後、

精神科閉鎖病棟へ入った。

いわゆる鍵付き病棟。



生きることに疲れ果て

フラフラしながら

大量の睡眠薬を飲んで

山奥で車の中で練炭をたいた。



(なぜ生き延びたかはまた)



脳に障害が残るかもしれない、

と、言われたが、

そんなこともなく身体は復活した



同じ部屋の人は

うつでひたすら寝てる人

摂食障害のひとだった。



でも、一歩部屋の外に出ると

それまで出会ったことのない人たち

見たことのない世界が広がっていた!




誰もいない窓や壁に向かって

お喋りしてる人



はじめの頃、

夜、おトイレに行く時は

それはもうびっくり!

なんてもんじゃなかった!




あとは、話しかけてきて

話してみるけど

イマイチ話が…

という女性がいた。



閉鎖病棟で生きてる自分ではなくて

会社の社長さんを

生きてる自分の話!!



はじめはそうなんだと思って

聞いていたが、



あれ違うからね

隣の人が教えてくれて

意味がわかった。



彼女は

こうやってここで

生きてくことを

決めたんだろうな

わたしはそう思った。



その時の“わたし”を生きるが、

難しかったわたしには

わかる気がしたし



わたしも自分を偽り

仮面を被り

別人みたいに生きる

本当の私を生きていない

という意味では同じだったから。



その時のわたしは

もっと仮面を被って生きるのか

本当の自分にもどるのか

問われてるような気がした。



それは閉鎖病棟から出て

本当の私にもどるために

自分と向き合うのか?



それともまたさらに

仮面を重ねるのか、



そして、そこからの仮面は、

ここ閉鎖病棟で生きていく

ということになるんだろうと思った。



閉鎖病棟って、

病んでどうしようもない人たち

病んでおかしい人たち

がいるんじゃない、

と、私はその経験から今は思う




今はそこで生きるという

選択をした人たちというだけ。




当時のわたしみたいに

これからどう生きるかとか

生きるためにを

模索して向き合ってる人たちもいる。



彼女はそこで

会社の社長さんとなって生きる

その選択をしたんだろう



それは自分で選んで…

というよりそうするしかなかった

のかもしれないけど、



でも、もしかしたら今、

彼女は他の生き方を

選択してるのかもわからない。



いろんな生き方があっていい



今までカウンセラーとしても

仮面を外す作業に

共に取り組んできたし

ありのままの自分を生きようと

伝えてきた、



でも、それが良い悪いではなく

わたしは仮面を外して

わたしを生きる生き方を

サポートしたい伝えたい、



という、

選択をしてきただけだから。




閉鎖病棟は生きる場所

生きてくことを考える場所



閉鎖病棟で、

自分と向き合った時間が

出逢った人たちが



わたしがどう生きたいか

教えてくれた



そこで出逢った社長の彼女!

がんばれ!



がんばれって言葉

わたしは好き



がんばれって言いたい



生きること

がんばろう



って、時には共に泣きながら

一緒に生きたい

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